【ニュース】 近商ストアと大和高田市、移動スーパー「とくし丸」を通して住民の買い物を支援することを目的に「買い物支援事業に関する協定」を締結 奈良県大和高田市

2023.03.31
株式会社近商ストア(大阪府松原市、上田尚義社長)と大和高田市(堀内大造市長)は、日常の買い物が困難となっている住民の生活機能を維持するため、移動スーパー「とくし丸」を通して住民の買い物を支援することを目的に「買い物支援事業に関する協定」を
2023年3月30日に締結した。

同協定により、同社は、食料品・生鮮食品・惣菜・日用品等を積み込んでいる移動スーパー「とくし丸」の運行により、住民の買い物の利便性向上を図る。
さらに、移動販売時での住民への声掛け等を通じ、地域社会の活性化を目指す。
一方、同市は、地域の自治会や施設等からの支援の申し出の調整を行うとともに、地域住民に広報誌等で周知するという。

同社は、大阪・奈良・京都で37店舗のスーパーマーケットを経営する近鉄グループの会社。
株式会社とくし丸(徳島県徳島市、新宮歩社長)と提携し、2018年4月に生駒市で移動スーパー「とくし丸」の運行を開始、現在は大和高田市(2019年4月17日開始)をはじめ、大阪・奈良・京都などで22台(2023年2月)を展開している。

移動スーパー「とくし丸」は、冷蔵機能を備えた軽車両に販売商品を積み込み、個別に訪問して販売を行うため、利用客に体調不良の兆候等があった場合は、地域の自治体や警察署と協力しながら、地域包括支援センター等に連絡、また詐欺事件を防止する注意喚起をするなど、一人暮らし高齢者の「見守り役」としても地域に貢献しているという。
販売商品は食料品・生鮮食品・惣菜・日用品等(約400品目・
1,200点)。
販売エリアは近商ストア大和高田店(奈良県大和高田市片塩町)周辺を週2回・3ルートを1台で運行。