【ニュース】 1617会と飛騨市教育委員会、「城郭と城下町」をテーマに、各自治体の専門家などが最新の調査成果を報告・討論する研究会を7月5日に飛騨市で初開催 岐阜県飛騨市

2026.06.24
1617(いちろくいちなな)会と飛騨市教育委員会は、「城郭と城下町」をテーマに、各自治体の専門家などが最新の調査成果を報告・討論する研究会を2026年7月5日に飛騨市で初開催する。

1617会とは、中世・近世の移行期にあたる16世紀~17世紀初頭の都市の歴史を検討対象とした研究会。
文献史学、考古学、建築史、歴史地理学など、多様な分野からの学際的な研究を目的としており、2000年以降、大阪公立大学大学院の仁木宏教授を中心に、関西を拠点に継続的な活動を行っている。



岐阜県北部に広がる飛騨地方は、史料の少なさから、中世の歴史が十分に解明されていない地域の一つとされてきた。
しかし近年、各自治体による発掘調査や歴史地理調査などが進んだことにより、戦国時代から近世へと移り変わる飛騨の姿が少しずつ明らかになってきているという。

今回の同研究会では、現在の飛騨市・高山市に存在した城郭や城下町に注目し、中世後期から近世への地域社会の変化を探る。
飛騨市域を拠点とした江馬氏や姉小路氏、三木氏の動向に加え、豊臣政権のもと、飛騨へ進出した金森氏による城郭・城下町経営についても取り上げる。

第1部の事例報告(9時〜12時)では、大下永氏(飛騨市教育委員会)による「文献史料と地理的変遷からみる飛騨地域の16・17世紀」、三好清超氏(飛騨市教育委員会)による「姉小路氏城跡・江馬氏城館跡の発掘調査と飛騨の中世遺跡の変遷」、押井正行氏(高山市教育委員会)による「松倉城跡の発掘調査成果」を実施。

第2部ではテーマ討論「飛騨地域の16・17世紀」(13時〜15時30分)を実施する。
パネラーは大下氏、三好氏、押井氏。
司会は仁木宏氏(大阪公立大学大学院教授)。

研究会の開催日は2026年7月5日。
会場は飛騨市役所西庁舎3階大会議室(岐阜県飛騨市古川町本町2-22)。
申込は不要、参加費は資料代(数百円程度)。