【ニュース】 京阪ホールディングスなど、「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」で2024年夏頃に第3工区を開業予定、枚方市駅と一体の商業施設・オフィス・ホテル・賃貸タワーレジデンス 大阪府枚方市

2022.12.22
京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、石丸昌宏社長)・京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、平川良浩社長)・京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、道本能久社長)は、3社が参画する「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」(大阪府枚方市)で、2024年夏頃(予定)に第3工区を開業する。

京阪ホールディングスと京阪電気鉄道は、同再開発事業に合わせ、京阪本線・交野線「枚方市」駅東改札口と高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」のÐブロックを再開発施設と一体で整備し、「ウォーカブルなまちづくり」を促進。
大型商業施設・オフィス・ホテル・賃貸タワーレジデンスが駅と一体となる複合施設は全国的にも極めて稀で、京阪グループにとっても新しいまちづくりへの挑戦になるという。

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同駅と一体となる新しい施設は、川沿いで丘陵に囲まれた地形の特徴を活かし、「グランドレベル」「リバーレベル」でまちとつながり、まちに開かれた施設とする。

商業施設では、建設中の再開発施設の1~4階と既存の高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」のDブロックを一体で整備(再開発施設5階の一部にも店舗を配置)。
「京阪枚方ステーションモール」は、京阪本線・交野線連続立体交差事業の高架化工事に伴い、1994年10月に全館開業した商業施設で、Aブロック(エル枚方食遊館)、B・Cブロック(京阪百貨店
)、Dブロック(京阪ザ・ストア枚方店、SONORA)で構成、このうちDブロックの京阪ザ・ストア枚方店は今年9月末に、SONORAは今年3月末に、いずれも整備に向けて既に営業を終了している。
今回の一体整備により、京阪枚方ステーションモールA~Cブロックも合わせると、整備前に比べ、営業面積は約2倍、店舗数は約3倍になるという。
新商業施設の営業面積は約4万㎡、店舗数は約120店舗、名称は未定。

高層棟の7~15階は、京阪ホールディングス・京阪電気鉄道が所有するオフィスフロアとなる。
駅や商業施設、休憩タイムには施設内の屋上広場やテラスにもすぐに足を運べるという。
7~11階は京阪電気鉄道株式会社事務所、12~15階は賃貸オフィスで、面積は1フロア約680㎡。

高層棟の19~26階には、「カンデオホテルズ枚方(仮称)」が出店。
19階のロビーフロアには、旬の食材や地産の食材を取り入れた朝食を楽しめるレストランやバンケットを配置、最上階(26階)には露天風呂付きのスカイスパを設置するという。