【ニュース】 三菱地所など、日本の木材活用のシンボルとなるパビリオン「CLT PARK HARUMI」を竣工、岡山県真庭市産のCLTを総量約680㎥使用 岡山県真庭市

2019.12.06
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は、東京都中央区晴海で開発を進めてきた、日本の木材活用のシンボルとなるパビリオン「CLT PARK HARUMI(シー・エル・ティー パーク ハルミ)」(旧名称:CLT晴海プロジェクト)を11月29に竣工した。
事業主は三菱地所株式会社、設計監理は株式会社三菱地所設計、デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所、施工は三菱地所ホーム株式会社。

同施設は、三菱地所として首都圏で初となるCLTを使用した計画。
2019年12月14日の開業から2020年秋までの1年間、東京・晴海の地で運用される。
木材の特性を活かしたその特徴的な形状から、国内外を問わず多くの人が来場し、CLTの魅力を伝えるシンボルとなることを目指す。

201912061200

同施設では、岡山県真庭市産のCLTを施設全体で680㎥使用、「パビリオン棟」をはじめ、建物そのものから漂う木材独特の風合いを楽しめるという。
さらに、晴海の地にふさわしい文化の発信拠点として、グーグル合同会社によるデジタルスキル習得をサポートする施設「Grow
with Google ラーニングセンター」や、株式会社プレースホルダによるエデュテインメント(教育+エンターテインメント)型アトラクションを活用したコミュニティスペース「PLAY FOREST
Directed by PLACEHOLDER」を設けるなど、様々な世代が楽しめる仕掛けを用意した。

同施設の晴海での運用後は、部材をリユースし、CLT材の生産地である岡山県真庭市の国立公園 蒜山(ひるぜん)に移築。
移築後は、観光及び芸術・文化発信拠点として利用される計画で、隈研吾氏によるデザインを活かした、蒜山高原一帯の新たなランドマークとして生まれ変わるという。
さらに、工事段階で発生したCLTの端材を施設内で使用する部材や家具に転用するなど、サスティナブルなものづくりを進めてきたとしている。
同施設の運営を通じ、国内外に広く国産材の魅力をアピールしながら、三菱地所の開発事業としても、引き続きCLT活用を一層推進していくという。

「CLT晴海プロジェクト」の所在地は東京都中央区晴海3丁目2番
15号、移築後は岡山県真庭市蒜山地内。
敷地面積は3,368.88㎡。
建物用途は展示施設、建物規模はパビリオン棟が地上1階建、屋内展示棟が地上2階建、展示別棟が地上1階建。
建物構造は木(CLT)造・鉄骨造、CLT利用量は施設全体で約680㎥(国産ヒノキ材・スギ材)。
スケジュールは、2019年6月26日に新築工事着工、2019年11月
29日に竣工、2019年12月14日に開業予定、2020年秋に解体工事開始予定・真庭市宛譲渡予定、2020年冬に真庭市への移築開始予定。