【ニュース】 六甲高山植物園、ヨーロッパアルプスに咲く憧れの花「エーデルワイス」が見頃に 兵庫県神戸市

2016.06.10
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、藤原崇起社長)のグループ会社・六甲山観光株式会社(神戸市灘区、宮西幸治社長)は6月9日、同社が六甲山上で運営する「六甲高山植物園」で、ヨーロッパアルプスに咲き人々の憧れとなっている花「エーデルワイス」が見頃を迎えたと発表した。
同園に咲くエーデルワイスは、6月中旬頃まで楽しめる見込み。

「エーデルワイス」(キク科)は、ヨーロッパアルプスの三名花のひとつで、オーストリア・スイスの国花。
歌で有名な花だが、人が容易には近づけない岩の裂け目などに自生することから、登山家たちの憧れの花とも言われている。
20160610六甲高山植物園

エーデルワイス(キク科、学名:Leontopodium alpinum)は、ヨーロッパアルプス・チロルやバイエルン地方の標高3,000m~3,500mの日当たりのよい岩場や草原に生育する多年草。
高さは、5cm~25cmほどと生育環境によって異なる。
全体が白い綿毛に包まれているため、白い大きな花のように見えるが、中央の黄色い部分が花。

エーデルワイスの名前は、ドイツ語で「高貴な白」という意味で、学名は別にある。
また、属名にあたる「Leontopodium」には「ライオンの足」という意味があり、星型の花がその形を連想させるという。

六甲高山植物園の所在地は神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150。
開園期間は3月19日~11月23日、休園日は9月1日・8日。
開園時間は10時~17時(16時30分受付終了)。
入園料は大人(中学生以上)620円・小人(4歳~小学生)310円・シニア(65歳以上)520円。