【ニュース】 うきは市と民間企業など5者、脱炭素化と地域活性化を目指し、地域エネルギー商社「株式会社カゼノネ」を設立 福岡県うきは市

2024.02.26
うきは市(髙木典雄市長)・ランドブレイン株式会社(東京都千代田区、吉武祐一社長)・西日本プラント工業株式会社(福岡市中央区、佐々木有三社長)・中山リサイクル産業株式会社(福岡県須惠町、中山智代表)・西鉄自然電力合同会社(福岡市博多区、林田安弘代表)の5者は、共同出資により、地域エネルギー商社「株式会社カゼノネ」(福岡県うきは市、堀口悟代表)を2024年2月9日に設立した。

同市は、2023年11月に環境省の第4回脱炭素先行地域に選定されており、「農業×観光×脱炭素で磨き上げる持続可能な農村モデルづくり~『フルーツ王国うきは』における果樹産業を中心とした地域経済循環モデルの構築~」をテーマに掲げ、同市の地域資源となっているフルーツを軸に、農業と観光、農業の源となる生物多様性の保全を組み合わせ、一体的な脱炭素化を進めているという。

今回、5者は、同取り組みを地域で推進する主体として「株式会社カゼノネ」を設立。
「株式会社カゼノネ」では、電力会社と連携し、太陽光発電やバイオマス発電といった再エネ電力を同市の公共施設などに供給するほか、各社が持つ技術やノウハウを活かし地域課題の解決に向けた事業を展開するとしている。

「株式会社カゼノネ」の所在地は福岡県うきは市吉井町鷹取1093-12 中山リサイクル産業株式会社内。
設立日は2024年2月9日。
代表取締役は堀口悟氏(ランドブレイン株式会社執行役員 国土政策グループ長)。
資本金は1,000万円。
主な事業内容は、発電事業、電気・熱の供給に関する事業、エネルギー・その他インフラサービスに関する事業、地域の脱炭素化・省エネ化・再生可能エネルギーの導入促進に関する事業。