【ニュース】 京浜急行電鉄、森林管理で発生した広葉樹の間伐材を活用した木製ベンチを「追浜」駅と「京急久里浜」駅に設置 神奈川県横須賀市

2024.02.26
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)は、社有林を活用した「みうらの森林(もり)プロジェクト」の一環として、森林管理で発生した広葉樹の間伐材を活用した木製ベンチ「みうらの森林(もり)ベンチ」を、2024年2月26日より京急本線「追浜」駅(神奈川県横須賀市)と京急久里浜線「京急久里浜」駅(神奈川県横須賀市)に設置する。

同社は、持続可能な社会を目指し、三浦半島に所有する都市近郊社有林を健全に管理する同プロジェクトを2023年2月より開始。
今回設置する同ベンチは、2023年11月の間伐作業で発生した木材を、伝統構法の技術と国産無垢材を活かした製品を手掛ける株式会社藤本工務店(神奈川県葉山町、藤本嶺代表)に間伐材の加工から製品化までを協力してもらい、製作したという。

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両駅に設置する各ベンチには、社有林由来である説明とプロジェクトのロゴを刻印。
健全な管理の一環で発生した間伐材の一部を再利用し、三浦半島の伝統構法で駅のベンチにアップサイクルすることで、同地域内での資源の循環に繋げるとしている。
今後は、京急グループの住宅ブランド「PRIME(プライム)」物件の共用部等での採用も検討しているという。

「みうらの森林(もり)ベンチ」の設置日は2024年2月26日。
使用木材は京急電鉄が三浦半島に所有する都市近郊社有林の間伐で生じたヤマザクラ。
製作数は6脚。
設置場所は京急本線「追浜」駅上下ホーム、京急久里浜線「京急久里浜」駅改札内コンコース(社有林が所在する横須賀市内の駅から選定)。