【ニュース】 飛騨市、「姉小路氏城跡」の5つの御城印を10月29日より販売、飛騨河合の工芸品「山中和紙」を使用した限定版も販売 岐阜県飛騨市

2023.10.25
飛騨市(都竹淳也市長)は、国の文化審議会が「姉小路氏城跡」を史跡に指定するよう文部科学大臣に答申したことを記念し、5つの城跡「古川城跡」「小島城跡」「野口城跡」「向小島城跡」「小鷹利城跡」の御城印を2023年10月29日より販売する。

販売する御城印のうち、各200枚は、姉小路氏が京都の公家などに送っていたという逸話が残る飛騨河合の工芸品「山中和紙」を使用した限定版。
限定版はなくなり次第販売終了となる。

10251000

「姉小路氏城跡」は、14世紀後葉に飛驒国司となり三家に分立した姉小路氏が、中世飛驒国の中心地である古川盆地の、各々の拠点に築いた中世山城群。
後に同地に進出する三木氏や金森氏の手による改修の跡も良好に残っており、中世飛驒国の変遷過程を物語っているという。

御城印の価格は限定版が400円、通常版が300円。
山中和紙を使用した限定版は、発売初日となる2023年10月29日に飛騨市文化交流センター(岐阜県飛騨市)で実施される「山城シンポジウム~姉小路氏城館跡の実像に迫る~」の会場内で販売。
翌日の10月30日以降は、飛騨古川まつり会館(岐阜県飛騨市)の売店で通常版を販売する。