【ニュース】 東武バス日光、日光国立公園で廃食油由来のバイオ燃料バスの実証運行を8月1日より開始 栃木県日光市

2023.07.27
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、都筑豊社長)傘下の東武バス日光株式会社(栃木県日光市、金井応季社長)は、環境省の脱炭素先行地域に選定された奥日光エリアをはじめとした日光エリアの路線で、2023年8月1日より廃食油由来のバイオ燃料バスの実証運行を開始する。

同実証運行では、国が定める軽油の規格を満たしたバイオディーゼル燃料混合軽油「B5」をバス3台(大型・中型・観光型)に使用し、車両機器類への影響や燃料効率等を検証するという。

実証運行後は、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー(東京都中央区、堀淵昭洋代表)・芙蓉総合リース(東京都千代田区、織田寛明社長)と連携し、栃木県内の東武グループ各施設で生じる廃食油を使用しバイオディーゼル燃料を精製、日光地域で運行する路線バス等で使用することで、地産地消型のエネルギーサイクル構築を目指す。

実証期間は2023年8月1日~2024年3月31日(予定)。
実証路線はJR「日光」駅・東武日光線「東武日光」駅~中禅寺温泉・湯元温泉・霧降高原間、中禅寺温泉~半月山間。