【ニュース】 南海電気鉄道、「グレーターなんば構想」を加速させるため、次代をつくるグレーターなんばビジョン「ENTAME-DIVER-CITY ~Meet!Eat!Beat!On NAMBA~」を策定 大阪府大阪市

2023.03.27
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、遠北光彦社長)は、同社グループが掲げる「グレーターなんば構想」を加速させるため、このほど、次代をつくるグレーターなんばビジョン「ENTAME-DIVER-CITY ~Meet!Eat!Beat!On NAMBA~(エンタメダイバーシティ ~ミート!イート!ビート!オン ナンバ~)」を策定した。

同社グループは、なんばエリアで都市開発を開始し、今年で90周年を迎える。
今後は、大阪・関西万博開催、大阪IR開業などが控えており、特になにわ筋線開業については、南海沿線が国土軸と接続するなど、大阪経済への刺激となる様々な好機が訪れるという。
こうした中、同社グループでは2022年4月、「難波エリアの都市格を“エンタメ”と“ステイ”の力で高めるまちづくりビジョン」を地域・企業・行政・経済界との協働により作成し、公表している。

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今回策定した新たな同ビジョンは、未来のなんばを考える機運がエリア全体で高まるなか、中期経営計画「共創140計画」で掲げる
2050年の企業像の実現に向け、公民協働ビジョンの思想や、なんば・沿線の街に対する誇りを礎に、南海グループが主体となって取り組む「まちづくり宣言」として策定したもの。
同ビジョンに基づき、多彩なステークホルダーとの共創・街の魅力づくりを通じ、人を惹きつけ続ける次代のなんばを創っていくとしている。

同ビジョンは、5つの概念「ビジョン=あるべき姿」「ミッション=使命」「バリュー=価値観」「ペルソナ=来街者像」「アクション=ビジョンの実行」で構成する。

名称にある「ENTAME-DIVER-CITY」には、来街者がなんばに求める「気持ちが高ぶる体験=エンタメ」や、個性ある商店街や大阪を代表する観光地など、徒歩圏内に広がる多彩な「街区の多様性」と、ライフスタイルや時代の変化による「来街者の多様性」の3つを強みとし、これらを融合させることで「街の独自性とサスティナビリティを高めていきたい」という想いを込めた。

一方、「~Meet!Eat!Beat!On NAMBA~」には、なんばの街を「劇場のステージ」に例え、街なかで「出あう・味わう・心弾む」体験を通じ、来街者の心を満たしていきたい、という想いを込めたという。