【ニュース】 大津市など、高齢化する住民の移動手段確保や観光客の二次交通充実を目的に自動運転バスの実証実験を12月10日より実施 滋賀県大津市

2022.12.06
大津市(佐藤健司市長)、京阪バス株式会社(京都市南区、鈴木一也社長)、京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、平川良浩社長
)、先進モビリティ株式会社(茨城県つくば市、青木啓二社長)、BIPROGY株式会社(東京都江東区、平岡昭良社長)、日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社(東京都品川区、塩谷健社長)の6者は、国土交通省の令和3年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)を活用し、2022年12月10日~2023年2月28日の期間、自動運転バスの実証実験を実施する。

同実証実験は、高齢化する住民の移動手段確保や、観光客の二次交通充実を目的として実施するもの。
自動運転装置を搭載した小型ディーゼルバスと小型電気バスを運行する。

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合わせて、2022年12月13日~2023年2月28日の期間、自動運転バスの利用促進と同市内の回遊性向上を目的とした「大津市自動運転・京阪バス大津市内乗車券アプリ」を提供。
同アプリでは、自動運転バス片道チケット・京阪バス大津市内1日フリーきっぷのデジタルチケットサービスを提供、地域店舗と連携したデジタルクーポン・地域のイベント情報なども配信する。

自動運転バスの運行コースは、びわ湖大津プリンスホテル~琵琶湖ホテル~JR「大津」駅。
運行期間と運行車両は2022年12月10日~2023年2月4日(毎日)が小型ディーゼル自動運転バス(有料:片道大人210円・小児110円、定期券・ICカード等利用可)、2023年2月8日~28日(毎日)が小型電気自動運転バス(無料)。
なお、小型ディーゼル自動運転バスまたは小型電気自動運転バスについては、都合により通常のバス車両で運行となる場合あり。

主な技術検証や役割分担は、大津市が統括及び関係者調整、京阪バスが自動運転バスの運行、先進モビリティが自動運転バスの提供、京阪電気鉄道が踏切との連携、日本ペイント・インダストリアルコーティングスがターゲットラインペイントの提供、BIPROGYが周遊促進アプリの提供。