【ニュース】 京成バスなど、銚子港で水揚げされるキンメダイを高速バスに載せ、東京都心へ運ぶ貨客混載輸送を開始 千葉県銚子市

2022.03.09
京成バス株式会社(千葉県市川市、齋藤隆社長)と千葉交通株式会社(千葉県成田市、白一道社長)は、株式会社アップクオリティ(東京都新宿区、泉川大代表)・銚子市漁業協同組合(千葉県銚子市、坂本雅信組合長)と協働し、銚子港で水揚げされるキンメダイを高速バスに載せ、東京都心へ運ぶ「貨客混載輸送」を3月8日より開始した。

貨客混載輸送を行う区間は、「犬吠埼太陽の里」~「東京駅」間。
毎週火曜日と木曜日に各1便ずつ運行する。
高速バスのトランクに積み込んだ新鮮なキンメダイは、東京駅で荷降ろしされた後、都内の飲食店まで運ばれるという。

同取り組みは、通勤・通学や観光の足として「東京~銚子エリア」を結ぶだけでなく、トラック配送の削減による「CO2排出量の削減」や、千葉県産の海産物の消費拡大による「地域活性化」にも寄与し、SDGsにも貢献するというもの。

高速バス「東京銚子線」での貨客混載輸送の開始日は2022年3月8日。
運行日は毎週火曜日・木曜日(荒天による不漁等により、実施日の変更または中止する場合あり)。

キンメダイの納品先は2022年3月8日~4月24日に開催される「丸の内 春のグルメフェア」に参加する3店舗。
3店舗は「Sens& Saveurs(丸ビル)」「神田 新八(新丸ビル)」「鮨一輝(東京ビルTOKIA)」。
同フェア終了後も継続的に納品先の拡大を図るとしている。