【ニュース】 下園薩男商店、鹿児島の山奥にある築100年の旧郵便局を「山猫瓶詰研究所」として2022年8月下旬にオープン、南薩摩の食材を使用したピクルスなどを販売 鹿児島県枕崎市

2022.02.14
株式会社下園薩男商店(鹿児島県阿久根市、下園正博代表)は、南薩摩の食材を使用したカフェ・ショップ、瓶詰製品の工房、1組限定の宿で構成する「山猫瓶詰研究所」(鹿児島県枕崎市)を2022年8月下旬にオープンする。

同施設は、築100年のアニメの世界に出てきそうな建物のレトロな雰囲気の旧郵便局。
鰹節で有名な枕崎の中心地から車で約10分、昔は金山として栄えたミステリアスな地域に立地する。
同旧郵便局は、注文の多い料理店のような山猫がギョロギョロと待ち構えている店になり、地元の食材を使用したピクルス等で健康な人を増やし、美味しく食べようと舌なめずりしている店にする予定。

同施設では、南薩摩の太陽の恵みを受けた食材を使用したカフェ・ショップの店舗販売のほか、オンライン販売やお土産品店・近隣のホテルへ納品する商品の製造や、山猫が待ち構えているような雰囲気の一組限定の泊まれる部屋も予定している。
田舎のひっそりとした場所で店が成り立つ未来を描くという。

南薩摩エリアには、有機栽培等の野菜を作っている若手農家や、日本最古のハーブ園「開門山麓香料園」がある。
同施設でも、直接会い、信頼できる農家の野菜を使用。
「開門山麓香料園」の「芳樟(ほうしょう)」という同地域の歴史あるすっきりとした甘い香りが特徴のハーブを使用する。
また枕崎の鰹の出汁とドライトマトの旨味を活かしたピクルス液で作る地域食材のピクルスや、サツマイモのクリームブリュレ等の製造・販売を行う。

メンバーにはイタリアで料理の経験を積んだ若手の男性も加わり、自分達でも将来、店を持ちたいと考えている若者を中心に運営。
また、店舗販売だけでなく、オンライン販売やお土産品店・近隣のホテルへ納品する商品の製造や、山猫が待ち構えているような雰囲気の一組限定の泊まれる部屋も予定している。

同じような店であふれ、海外に行っても百貨店などに入っている店は同じようなブランド店ばかりになってる現状に一石を投じたいという。