【ニュース】 JR西日本コミュニケーションズなど、神戸農村部でサイクルトレイン・サイクルバスの実証運行を開始、11月14日のモニターサイクリングツアーに10名が参加 兵庫県神戸市

2021.11.18
株式会社JR西日本コミュニケーションズ(大阪市北区、野中雅志社長)は11月13日、「神戸農村サイクルツーリズム実証事業」の一環で、神戸市交通局・神戸電鉄株式会社・神姫バス株式会社と連携、自転車を解体することなくそのまま電車やバスに乗車し、自身の自転車で農村地域へ繰り出せるサイクルトレイン・サイクルバスの実証運行を開始した。

実証運行日程に合わせ、地域の魅力を感じてもらえるような観光コンテンツを観光拠点施設・地域事業者が開発、それらを組み込んだモニターサイクリングツアーを実施。
11月14日に開催されたモニターサイクリングツアー「国宝を有する文化遺産・太山寺とじっくり愉しむ珈琲焙煎体験」では、総勢
10名が参加し、神戸市の太山寺、珈琲焙煎体験、神戸ワイナリー、紅葉の映える神戸農村部の景色を楽しんだ。

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同モニターサイクリングツアーに参加した京都府京田辺市在住の
50代夫婦は「今までは神戸となると車でしか来ることができませんでした。土地勘がない場所でしたが、今回のツアーでは道を先導してもらえたので、安心して神戸の農村部のいろんなところをサイクリングしながら見ることができました。サイクルトレインで自転車を電車にそのまま乗せることができるのもすごく魅力的で、これからもっと公共交通機関に自転車を乗せる仕組みが普及すれば、車を運転できない年齢になっても、行きたいところに行けるんじゃないかなと思い、とてもワクワクしました。」と話した。

また、大阪府堺市在住40代男性は「今日はサイクルトレインや珈琲焙煎など、普段自転車に乗っているだけでは経験できないような貴重な体験をさせていただきました。神戸の農村部は初めて来たのですが、神戸の中心部から少し外れただけで、とても穏やかでリラックスできる雰囲気で意外な感じでした。今の季節は紅葉が綺麗なので山に向かって走りながら綺麗な景色を楽しみたいと思います。」と話した。

「モニターサイクリングツアー」の実施期間は2021年11月13日~12月4日の間の土・日・祝日(参加申込の受付は終了)。
対象自転車は、ロードバイク・クロスバイク、およびタイヤの細いマウンテンバイク(目安タイヤ幅5cm以下)。