【ニュース】 国際興業、観光バス車両を使用し、ワクチン接種に関する人員輸送・待機場所の提供サービスを自治体宛に開始 東京都中央区

2021.03.23
国際興業株式会社(東京都中央区、南正人社長)は、新型コロナ対策の一環として、同社の観光バス車両を使用し、ワクチン接種に関する人員輸送・待機場所の提供サービスを自治体宛に開始する。
対象は、同社営業エリアの埼玉県・東京都の各自治体。

同社では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で観光バスの需要が激減している中、観光バスの特色を生かした社会貢献を検討。
これから開始される一般の人々へのワクチン接種で、接種会場への人員輸送、接種会場や経過観察のための待機場所の設置、誘導のための補助スタッフの確保など、種々の問題に対する解決策として、観光バス会社だからこそできる提案を行うという。

バスには大きなトランクがあることから、医療従事者を乗せ、医療機器をトランクに積み込んで接種会場へ移動することが可能。
指定場所への配車も可能で、高齢者には大きな負担となっている移動を、バスで出向く事で解決できるとしている。
また、車内の換気性能についても、新幹線と同様の設備を全車に装備していることから、接種前後の待機場所として利用することも可能だという。

さらに、誘導などのスタッフとしてガイドを派遣することも可能。
医療スタッフが接種に専念できるよう対応するとしている。