【ニュース】 NTT都市開発など、元京都市立清水小学校跡地を活用したホテル「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu」の開業日を2020年3月22日に決定 京都府京都市

2019.12.23
NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、中川裕社長)と同社子会社のUDホスピタリティマネジメント株式会社(東京都千代田区、楠本正幸社長)、株式会社プリンスホテル(東京都豊島区、小山正彦社長)は、元京都市立清水小学校跡地(京都市東山区)を活用したホテル「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu」の開業日を
2020年3月22日に決定、2020年1月22日より宿泊予約受付を開始する。

同ホテルの建物は、昭和初期に建築された元京都市立清水小学校の校舎を保存・活用したもの。
上質なヘリテージ(遺産)ホテルとして生まれ変わる。
これまでのホテルに求められていた機能に加え、小学校や地域が長年築いてきた歴史・文化を継承、未来へとつないでいくという役割も担う。
館内のいたるところに小学校時代の面影を残し、居ながらにして語り継がれてきた歴史・文化を体験できる「過ごす」ホテルを目指すという。

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同プロジェクトでは、昭和初期に建築された既存校舎の意匠を保存し、これを尊重しつつ、構造躯体を補強、付属施設を追加のうえ、ホテルとしての内装・設備を整備する。
開校当時から育んできた地域とのつながりを尊重しつつ、開発を行った。

既存棟改修客室(34室)では、校舎のクラシカルな建築を引き立てるため、敢えてデザインをシンプルにまとめ、日本ならではの引算の美学を応用。
増築棟客室(14室)では、モダンな建築デザインの中にミニマルな内装デザインを加え、アクセントとして京都の伝統的なエレメントを付加、どこか和を感じる設えを施したという。

また、元講堂をコンバージョンしたレストランでは、高さのある本棚を設け、アカデミックな空間を演出することで、昔学校であったという記憶を刻み、未来へとつなぐとしている。

「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(日本語表記:ザ・ホテル青龍 京都清水)」の所在地は京都市東山区清水2丁目204-2、交通は京阪本線「清水五条」駅より徒歩約20分、JR各線「京都」駅より市営バスで約15分「清水道」バス停下車後徒歩約5分または同「五条坂」バス停下車後徒歩約10分、JR各線「京都」駅よりタクシーで約10分。
敷地面積は7,120.67㎡、延床面積は6,823.96㎡、建物は地上4階。
客室数は48室(キングルーム30室、ツインルーム18室)、付帯施設は朝食レストラン(屋内44席・屋外テラス22席)、ゲストラウンジ(30席)、プライベートバス、フィットネスジム、バー、別棟レストラン。
事業主はNTT都市開発株式会社、ホテル運営は株式会社プリンスホテル、バー・別棟レストランの運営は株式会社スティルフーズ。