【ニュース】 NazunaとKiraku、築110年以上の町家が立ち並ぶL字型路地一体を1つの宿に改修、全23室の宿「Nazuna 京都 椿通」を2020年4月に開業予定 京都府京都市

2019.12.20
株式会社Nazuna(滋賀県野洲市、大門真悟代表)と株式会社Kiraku(京都市東山区、サンドバーグ弘代表)は、京都市下京区坊門町で全23室の宿「Nazuna 京都 椿通(つばきどおり)」を2020年4月(予定)に開業する。

同館は、築110年以上の町家が立ち並ぶ、約1,400㎡のL字型路地一体を1つの宿に改修する旅館。
路地に並ぶ23棟の町家を23の露天風呂付客室に再生、京都の自然美をテーマとした「TAKE」「MIZU」「IWA」「HANA」「HA」の5つのカテゴリーを設定する。

玄関口となるレセプション棟は、奥行きのある京都らしい造りで、宿泊客を出迎える場としてだけでなく、外界と「椿通」の世界を結ぶ小路としても機能。
レセプション棟を抜けると、外の世界と隔離された昔の花街を思わせる街並みが展開、石畳が敷かれた街路は夕暮れと共に提灯や置き行灯が灯り、艶やかさを帯びるという。

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スイートタイプの「TAKE」「MIZU」(計9室)は、1階の露天風呂付き坪庭を望むリビングと2階のベッドルームで構成。
スタンダードタイプの「IWA」「HANA」「HA」(計14室)は、1階に露天風呂付き坪庭を望むベッドルームを、2階には布団を敷くことが可能な畳のスペースを設える。

館内のレストランは、「椿通」内のどこかに存在する、秘密のドアの向こうに配置。
「ミシュランガイド京都・大阪 2020」で三ツ星を獲得した割烹「祇園さゝ木」の主人・佐々木浩氏と、MBSグループの食事業会社「株式会社TOROMI PRODUCE」(本郷義浩代表)がプロデュースする6席限定のシェフズテーブル「q」としてオープンする。
「q」は「椿通」への出店を皮切りに、他の地域への展開も予定しているという。

「Nazuna 京都 椿通」の所在地は京都市下京区高辻通大宮西入坊門町838、交通は阪急京都本線「大宮」駅・京福電気鉄道嵐山本線「四条大宮」駅より徒歩約5分。
企画・プロジェクトマネジメントは株式会社Kiraku、運営は株式会社Nazuna。