【ニュース】 男性の平均寿命日本一の滋賀県と滋賀大学、健康寿命と生活習慣・生活環境との関連を解析、県民の長寿の理由を発表 滋賀県大津市

2018.05.30
昨年12月、厚生労働省の都道府県別平均寿命の発表で男性の平均寿命が日本一となった滋賀県はこのほど、昨年度実施した「データを活用した滋賀県の長寿要因の解析事業」の解析結果を公表、県民の長寿の理由を発表した。

同事業は、同県と滋賀大学が共同で、全国47都道府県の統計データを用いて平均寿命、健康寿命と生活習慣・生活環境との関連を解析したもの。
その結果、同県の失業者率の低さや、労働時間の短さ、県民所得の高さなどの生活環境(環境要因)が、喫煙者率の低さ、スポーツやボランティア活動を行うなどの生活習慣(行動要因)を後押しし、その生活習慣(行動要因)が、寿命に良い影響を与えることが判明したという。

解析を行った滋賀大学データサイエンス教育研究センターの李鐘賛氏は、「健康寿命の延伸のために、疾病対策が重要なことはもちろんだが、疾病以外の要因が影響を与えていることを認識して、施策に生かす必要がある。」と話す。

同県では今後、更なる健康長寿に向け、食・スポーツ・環境・文化・教育・産業振興などの様々な観点から、多様な主体が一体になって県民の健康づくりのための新たな活動の創出を目指す「健康しが」コ・クリエーション事業に取り組み、県民の健康意識の向上を図るとしている。