【ニュース】 東京都交通局、浅草線では20年ぶりの新型車両「5500形」の営業運転を6月30日より開始、防犯カメラなどを設置 東京都台東区

2018.05.24
東京都交通局は、浅草線では20年ぶりとなる新型車両「5500形」の営業運転を6月30日より開始する。

同車両は昨年12月、「都営フェスタ2017 in 浅草線」でお披露目後、試運転や調整を重ねていた。
今後は順次、浅草線車両の全27編成を新型車両へ置き換えていくとしている。

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同車両のコンセプトは「日本らしさとスピード感が伝わる車両」。
外観は、浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし、凛々しく躍動感あるデザインとした。
内装には、和紙や寄せ小紋のほか、江戸切子などの柄とともに、沿線由来のイラストを使用、落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心がある空間デザインとしている。

また、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、車いすやベビーカー利用客、大きな手荷物を持った乗客も利用しやすいように、全ての車両に車いすスペースまたはフリースペースを設置。
その他、多言語対応2画面液晶モニターや、防犯カメラなども設置した。
全照明にLEDを採用するなど、環境性能も向上させたという。