【ニュース】 北中西・栄町地区市街地再開発組合、JR草津駅前の市街地再開発事業を着工、「商業・サ高住・住宅」の一体再開発マンションを建設 滋賀県草津市

2017.10.10
旭化成不動産レジデンス株式会社(東京都新宿区、池谷義明代表)が参加組合員として参画する北中西・栄町地区市街地再開発組合(滋賀県草津市、南井孝一理事長)は10月5日、JR草津駅前の市街地再開発事業で起工式を開催した。
竣工は2020年3月の予定。

草津市の中心部に位置するJR草津駅は、京都へ20分・大阪まで50分で連絡し、県内最大級の利用者数を誇る有数の駅。
駅前では、細分化された敷地を統合するなど、これまでにも大規模な市街地再開発事業が進められてきた。
4つ目となる同事業では、郊外の大型商業施設の出店などにより、賑わいが喪失していた既存商店などの活気を取り戻すため、商業・サービス施設の充実や、高齢者サポート機能の拡充を目指す。
20171010旭化成不動産レジデンス

再開発によって誕生するマンションは、分譲マンションを中心とする26階建の高層棟と、4階建の低層棟で構成。
1・2階には店舗が入居し、低層棟には「サービス付き高齢者向け住宅」を併設する。

旭化成不動産レジデンスは、高層棟の住宅床を取得し一般分譲するとともに、低層棟のサービス付き高齢者向け住宅床を取得し賃貸する予定。
4~26階の分譲マンションは、3LDK~4LDK中心の広々とした住戸を予定している。

また同事業は、「草津市中心市街地活性化基本計画」の1つにも位置付けられており、若い世帯の定住促進や高齢者への介護・医療の充実を図り、コンパクトで賑わいのある同市の活性化にも貢献するとしている。

北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業の所在地は滋賀県草津市大路1丁目、交通はJR「草津」駅より徒歩3分。
敷地面積は約5,700㎡、延べ面積は約3万9,900㎡。
構造・規模は、高層棟が鉄筋コンクリート造・26階建て、低層棟が鉄骨造・4階建て。
このうち住宅は265戸(販売戸数は246戸予定)、サービス付高齢者向け住宅は39戸。
分譲マンション販売開始は2018年春、竣工は2020年3月予定。