【ニュース】 横浜の地元企業など8者、横浜市の「新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業」の事業予定者に選定、客船ターミナルに商業施設やホテルなどを整備 神奈川県横浜市

2017.10.05
横浜の地元企業など8者(株式会社横浜岡田屋、株式会社小此木、藤木企業株式会社、川本工業株式会社、京浜港ワッチマン業協同組合、株式会社T・Yホールディングス、株式会社横浜グランドインターコンチネンタルホテル、野村不動産株式会社)で構成する「(仮称)Yokohama Pier9」は10月4日、横浜市がみなとみらい21地区で推進する「新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業」の事業予定者に選定されたと発表した。

同事業は、横浜市と民間事業者が公民連携して客船ターミナル施設(CIQ施設)を中核とした複合開発を行うもの。
今後は、2018年春に横浜市と定期借地権設定契約を締結、2018年夏に着工し、2019年春頃に供用を開始する予定。
20171005新港地区旅客ターミナル

同グループでは、「食」をテーマとした体験・体感型の商業施設や、埠頭という希少な立地特性を活かした高質ホテルをCIQ施設と一体的に整備するとしている。
これにより、近年急増しているクルーズ船客のニーズに応えるとともに、市民や国内外からの多くの観光客が集い、賑わう新たなクルーズ拠点の形成を目指す。

またさらに、横浜都心臨海部の各エリアと緊密に連携を行うことで広域的な活性化を図り、横浜の国際観光都市としての発展にも貢献するという。

計画所在地は横浜市中区新港2丁目14番1、交通はみなとみらい線「馬車道」駅より徒歩10分。
敷地面積は約1万7,400㎡、延床面積は約2万8,600㎡。
建物は地上5階建。
用途はCIQ施設(1階)、商業施設(1~2階)、ホテル(1~5階)等。
CIQ施設では税関・出入国管理・検疫を行う。