【ニュース】 ぐるなびと松山市、「食と観光を通した連携協定」を締結、インバウンド強化に向け、観光振興・食文化振興などの分野で連携 愛媛県松山市

2017.01.18
飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の運営を手掛ける株式会社ぐるなび
(東京都千代田区、久保征一郎社長)と松山市は1月17日、「松山市・株式会社ぐるなび 食と観光を通した連携協定」を締結した。

同連携協定は、インバウンド時代に向け、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、松山市の地域活性を促進することが目的。
ぐるなびでは、同協定に基づき、同市が取り組む観光や食文化振興に貢献するため、同社の事業インフラやノウハウを総合的に提供するとしている。
ぐるなびとの連携協定締結は同市で14例目。

同連携協定の内容は、観光振興が「国内外の観光客誘客や訪日外国人受入環境整備、情報発信に関すること」、食文化振興が「地元食材の魅力発信や、食文化の振興に関すること」、観光振興及び食文化振興の取り組みを包括して発信するプラットフォームの構築に関すること。

観光振興では、増加する外国人観光客に向け、多言語対応のWEBページ「ぐるなび外国語版」を構築し情報発信を行うほか、同市内の飲食店を対象とした訪日外国人客の受入ノウハウを提供する「インバウンド対策セミナー」を同市と共同で開催。

食文化振興では、同市内の飲食店で、地元食材・愛媛の日本酒・伝統工芸品のマリアージュをコンセプトに、一般消費者向けに愛媛食文化の再発見を目的としたレストランイベントを開催する。
あわせて、地元日本酒蔵元と飲食店をマッチングする「日本酒の新たな楽しみ方」や「日本酒に合う料理講座」等のセミナーを開催、日本酒の普及を促すほか、県内の酒蔵の日本酒データをデータベース化し、飲食店の日本酒銘柄情報の充実させ、消費者の興味を高めるという。

プラットフォームの構築では、「松山市×ぐるなび×ぐるたび」の特設ページを構築する。