【ニュース】 冒険の森、アウトドアパーク「冒険の森 in のせ」を7月23日にオープン、設計から建設・運営を純国産化し、3次産業としての林業を提案 大阪府野瀬町

2016.06.23
森を使ったアウトドア施設の提案・運営を手掛ける株式会社冒険の森
(奈良県山添村、伴戸忠三郎代表)は、アウトドアパーク「冒険の森 in のせ」(大阪府野瀬町)を7月23日にオープンした。

同事業は、地域資源と資金を活用し、雇用を生み出す地域密着型企業を全国各地で立ち上げる「2015年度ローカル10,000プロジェクト(総務省地域経済循環創造事業交付金)採択事業」のひとつ。
設計から建設・運営を純国産化することで、国外への資金流出を防ぎ、低価格での施設開発・提供が可能になったという。
20160623冒険の森

これまで、日本国内にあるハイロープスコース(高所にロープを張り、建設されたアスレチック施設の総称)の建設は、アメリカやヨーロッパの技術で造られてきたが、今回の計画では、同社がこれまでの経験と実績を基にコースを設計。
日本の林業技師が中心となってコースを建築、1次産業ではなく3次産業としての林業を提案する形とした。
冒険の森と日本の林業技師達のコラボレーションが、衰退する日本の林業に新しい可能性を生み出すとしている。

今回オープンする同施設は、大阪府立総合野外活動センター跡地(敷地面積約8万㎡)を活用するもの。
池の上空を滑空する樹間距離536m・517mのジップラインをはじめ、
58のアクティビティが体験できる「ツリートップアドベンチャー」と、施設内をセグウェイで散策する「フォレスト セグウェイ(R)ツアー」の2つのプログラムが楽しめるという。

なお、「ツリートップアドベンチャー」にある樹間距離536m・517mのジップラインはともに国内最長級となり、一連のコース総延長距離1,864m、アクティビティ数58個は、国内最大級の規模となる。

「冒険の森 in のせ」の所在地は大阪府豊能郡能勢町宿野437-1。
営業時間は9時~17時(最終入場時間15時、季節により変動有り)、休園日は不定休。