【ニュース】 新日鉄興和不動産と大成建設など、「ホテルオークラ東京本館建替計画」の高層棟オフィス部分で特別目的会社を組成、オフィス賃貸事業を推進 東京都港区

2016.06.02
新日鉄興和不動産株式会社(東京都港区、永井幹人社長)と大成建設株式会社(東京都新宿区、村田誉之社長)は6月1日、「ホテルオークラ東京本館建替計画」(東京都港区)の高層棟オフィス部分(8~25階、延床面積:約6万4,000㎡)で、株式会社ホテルオークラ(東京都港区、荻田敏宏社長)等と特別目的会社(SPC)を組成、同SPCを通じてオフィス賃貸事業を推進すると発表した。

建物の新築工事は6月1日に着工、2019年春に完成予定。
同SPCは今年3月30日にホテルオークラよりオフィス床相当の土地共有持分の譲渡を受け、2019年の建物竣工時にオフィス建物部分の取得を予定している。
20160602ホテルオークラ東京

新日鉄興和不動産と大成建設は、同SPCよりオフィスの企画やテナント募集、及び完成後の運営管理業務等オフィス事業全般を受託。
今後は2019年の開業に向け、オフィスビル開発のノウハウを活かして事業推進するとともに、日本を代表するラグジュアリーホテルを核とした複合施設の円滑な運営を目指すとしている。

オフィスの基準階は天井高2,850mm、面積約2,300㎡の整形フロアとし、レイアウトの自由度が高く、多様なニーズに応えられる最先端のスペックを整備。
また、ホテルとの一体開発である点を活かし、オフィスワーカーをサポートするホテルサービスデスクの設置、ホテル各施設・各種サービスの一部優待利用のほか、空港リムジン・提携ハイヤー等交通アクセスの面でも、グローバルビジネス拠点として一般オフィスビルを大きく超える充実のホテル連携サービスを実現するとしている。

「ホテルオークラ東京本館建替計画」の所在地は東京都港区虎ノ門二丁目10番4号。
敷地面積は約2万450㎡、オフィス延床面積は約6万4,000㎡。
構造は地上鉄骨造、地下鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造。
規模は地上41階・地下1階(このうちオフィスは8~25階)。
着工は2016年6月1日、竣工は2019年春(予定)。