【ニュース】 松山市のシンボル「道後温泉本館」を鮮やかな「蜷川カラー」にライトアップする「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」第3弾を10月1日より公開 愛媛県松山市

2015.09.28
松山市では、道後地区を中心に開催中のアートフェスティバル「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」(会期:2015年5月1日~2016年2月29日)の第3弾作品を、10月1日~2016年2月29日の期間公開する。

同アートフェスティバル第3弾作品の目玉である「道後温泉本館ライトアップ」では、築121年目を迎えた道後温泉本館を、艶やかな蜷川作品で彩る。
期間中は、様々な花の写真を、建物の北側と西側の障子、西側のガラスに設置。
南側3階では夜間に映像作品が投影され、昼と夜とで表情が変わる、道後温泉本館全体を使った大規模展示を楽しむことが出来るという。
20150928松山市
©mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery

松山市では昨年、道後温泉本館が改築120周年の大還暦を迎えたことを記念し、温泉とアートの祭典「道後オンセナート2014」を開催。
こうした新たなイベントや、観光商品の開発、広域官民連携による情報発信等が功を奏し、昨年の松山市への観光客推定数は2年連続増加の570万7,600人に、また、道後温泉宿泊者は過去10年間で最高の88万7,000人に達した。

こうした流れを受け、「道後アート2015」では、「道後オンセナート
2014」 のテーマ「最古にして、最先端。」を継承。
昨年好評を博した “宿泊対応可能なアート作品”「HOTEL
HORIZONTAL(ホテル ホリゾンタル)」の一部を継続展示としつつ、気鋭のアーティスト・蜷川さんとのコラボレーションを、今年の目玉として打ち出した。

今回は、セレクトショップ「BEAMS」とのコラボレーションによるオリジナルエコバッグも道後地区限定で作成。
イベント参加者等に、ノベルティとして配布する。
さらに、全面ラッピングされた路面電車や、「道後温泉本館」及び「椿の湯」の暖簾・展示作品などの第1弾・第2弾作品とともに、歴史ある道後温泉を彩るとしている。

「道後温泉本館ライトアップ」の展示日時は2015年10月1日~2016年2月29日の終日(ライトアップは日没~22時、季節によって異なる)。
展示場所は道後温泉本館。