【ニュース】 博水社など、地元産学連携で、目黒区・品川区限定の若者向け新サワーを共同開発 東京都目黒区

2014.05.23
「ハイサワー」を販売する株式会社博水社(東京都目黒区、田中秀子社長)は、キリンビールグループの永昌源(東京都品川区)・立正大学(東京都品川区)の地元産学連携で、目黒区・品川区限定の若者向け新地酒サワーを共同開発、10月中旬より飲食店で販売を開始する。
開発のテーマは「(学生が)社会人になって乾杯したいカクテル」。
博水社の割り材「ハイサワー」商品で永昌源の看板アンズ酒「杏露酒(シンルチュウ)」を割る甘酸っぱいカクテルを考案、年配サラリーマンの印象が強い地元に、若い層を呼び込む「街おこしサワー」として店主に提案するという。


中心メンバーとして携わる立正大学生は、経営学部経営学科の吉田健太郎准教授のゼミに所属する20歳以上の2・3年生16人。
リーダー2人を筆頭に、14人が商品開発班など3班に分かれて参加した。
学生は、新カクテル開発のためのマーケティングや、味の組み合わせと配合比率(商品開発)、ネーミング、飲食店向けのPOPデザインの制作、SNSを活用した販促などを企画立案。
企業側は酒類業界ならではの自粛事項などを踏まえ、助言しながらサポートを行った。
学生は店舗での取り扱いを交渉する営業にも同行、「自分たちが開発したカクテル」を売り込む。
キリンビールの品川・目黒地区の営業担当者の協力も得て、繁忙期となる忘年会シーズンまでに約30店での取り扱いを目指すという。