2014.05.22
ワタミの介護株式会社（東京都大田区、清水邦晃社長）は、介護付有料老人ホーム「レストヴィラ川崎宮前」（川崎市宮前区、一般型特定施設入居者生活介護、申請予定）を7月1日に開設する。
同施設では、リハビリ強化型ホームとして、入居者の機能訓練を意識し、リハビリができるよう各階の床・壁に工夫を施した。
特に2階のアクティビティ・ラウンジ（機能訓練室）には、様々なマシーンを設置したほか、楽しみながらリハビリを促す効果のあるとされるオレンジ系の暖色を中心とした内装で仕上げたという。

同施設の目標は、「おむつゼロ」「特殊浴ゼロ」「経管食ゼロ」「車椅子ゼロ」の「4大ゼロ」。
これら4つが必要になった場合でも、少しでも快適な暮らし、自分らしい暮らしをしてもらえるよう、入居者をサポートするという。
施設内では、リハビリ専門職の理学療法士が、個々の希望や身体能力をケアマネジャーと共に評価・分析し、一人ひとりにあったリハビリプログラムを作成する。
個別機能訓練計画では、介助方法・口腔リハビリ・体操・散歩等各種レクリエーション全体で、切れ目ないチームケアの実現を目指す。
また、機能訓練室では、週40分を2回（1人週80分）、機器等を用いたグループトレーニングを行う。
来室困難な人への居室訪問を行い、姿勢や動作の提案や訓練を実施するとしている。
「レストヴィラ川崎宮前」の所在地は川崎市宮前区平2-15-3、交通は東急「溝の口」駅・JR「武蔵溝の口」駅よりバス13分、下車後徒歩9分。
構造は鉄骨造4階建、居室総数は74室、定員は74名（全室個室）。