【ニュース】 旭化成せんい、延岡市で再生セルロース長繊維不織布の生産設備を増設、スキンケア用途などの販売量増加に対応 宮崎県延岡市

2015.07.10
旭化成せんい株式会社(大阪市北区、高梨利雄社長)は、延岡市で再生セルロース(キュプラ)長繊維不織布「ベンリーゼ」の生産設備を増設する。

「ベンリーゼ」は、コットンリンター(綿花の種子を包むうぶ毛状の短繊維)を原料とする世界唯一の再生セルロース(キュプラ)長繊維不織布。
天然原料由来ならではの環境適合性などを活かし、スキンケア、メディカル、工業・産業用ワイパー、資材・家庭用品など幅広い用途に向け、国内外で積極的な事業展開を行っている。

今回の生産設備増設は、スキンケア用途等を中心に販売量が増加し、今後も更なる需要の拡大が見込まれる需要に対応したもの。
安定供給体制を強化し、グローバル市場の拡大にも対応するという。

増設設備の建設場所は旧エステル工場跡地内(宮崎県延岡市)。
生産品目は再生セルロース長繊維不織布「ベンリーゼ」。
増設能力は年産約1,500トン。
今年12月に着工し、2017年3月より稼働を開始する予定。