【ニュース】 大阪府など5者、「なにわ筋線」の整備へ向けた協力で一致、開業目標は2031年春 大阪府大阪市
2017.05.24
大阪府・大阪市・西日本旅客鉄道株式会社・南海電気鉄道株式会社・阪急電鉄株式会社の5者は、大阪市中心部の梅田~難波を直結する「なにわ筋線」の取り組みを協力して進めていくことで一致した。
5者は今後、国との協議を進め、早期事業化を目指す。
「なにわ筋線」の整備区間は、JR難波駅~(仮称)西本町駅~(仮称)北梅田駅、南海新今宮駅~(仮称)西本町駅~(仮称)北梅田駅。
中間駅は、(仮称)中之島駅、(仮称)西本町駅、(仮称)南海新難波駅。
総事業費(概算事業費)は約3,300億円。
事業スキームは、地下高速鉄道整備事業費補助による上下分離方式(想定)。
整備主体は第3セクター。
営業主体と営業区間は、JR西日本がJR難波駅~(仮称)北梅田駅、南海電鉄が南海新今宮駅~(仮称)北梅田駅。
開業目標は平成42年度末(2031年春)。
なお、「なにわ筋線」の整備効果や事業性をより一層高めるため、(仮称)北梅田駅北側で阪急十三方面に分岐する路線(なにわ筋連絡線)についても、国と連携しながら整備に向けた調査・検討を進めていくとしている。