【ニュース】 阪神電気鉄道、簡易型ホテル事業に参画、「URBAN RETREAT(都市の隠れ家)」をコンセプトに男女別専用フロアを設けた直営ホテルを大阪福島で今秋開業 大阪府大阪市

2017.01.11
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、藤原崇起社長)は1月10日、簡易型ホテル(旅館業法上の簡易宿所営業に該当)事業に参画すると発表した。
今秋を目途に、大阪市福島区の阪神本線「福島」駅より徒歩約1分の事業地(旧線路跡地、現在は駐車場)で、第1号となる同社直営のホテル「ファーストキャビン阪神西梅田(仮称)」を開業する。

参画にあたっては、全国で8施設を展開(1月1日現在、2017年春には12施設に拡大予定)する株式会社ファーストキャビン(東京都千代田区、来海忠男社長)と提携、フランチャイズ方式により、阪神電気鉄道直営で運営する。
国内外から関西へ訪れる観光客が増加する中、大阪を中心に現在課題となっている宿泊施設の不足に対応するのが目的。
着工は今月の予定。

今回、新たに開業するホテルは、「URBAN RETREAT(都市の隠れ
家)」をコンセプトとし、「ファーストキャビン」ブランドとしては、大阪キタで初の出店となる。
既存の「ファーストキャビン」施設同様、男女別専用のエリア(1階は女性専用フロア、2階は男性専用フロア)を設置するほか、夜間はバーとなるカフェも併設。
若年層を中心に、ビジネス客だけでなく、観光客の利用も見込む。

阪神電気鉄道では今後、同事業拡大に向け、他社物件も含めた駐車場やビル等の施設を活用しながら、沿線内外での多施設展開を図っていく予定。

「ファーストキャビン阪神西梅田(仮称)」の所在地は大阪市福島区福島5丁目41-4(地番)、交通は阪神本線「福島」駅より徒歩約1分。
延床面積は約1,500㎡。
客室数は全室シングル147床(女性用55床、男性用92床)。
客室タイプはファーストクラスキャビン(幅2.1m×奥行2.1m×高さ2.1m)43床、ビジネスクラスキャビン(幅1.2m×奥行2.1m×高さ2.1m)
104床。