2016.06.02
日光山輪王寺（栃木県日光市）は、日光山開山1250年「吉祥天」の初開帳を記念し、「薪狂言」を7月30日に開催する。

日光山は天平神護二年（766年）に勝道上人（しょうどうしょうにん）により開山され、今年は日光開山1250年にあたる年とされる。
日光東照宮・二荒山神社と並び、世界文化遺産に登録されている日光山輪王寺では、これを記念し、様々な行事を開催する予定だという。


当日は、中禅寺立木観音に隣接する歌ケ浜第1駐車場に特設舞台を設置し、狂言師で人間国宝の野村万作氏、狂言師の野村萬斎氏、萬斎氏の長男・野村裕基氏の親子三代による「二人袴」と「六地蔵」を上演。
隣接する中禅寺のライトアップも含め、中禅寺湖畔に幽玄の世界を創出するとしている。

歌ケ浜「薪狂言の夕べ～中禅寺『吉祥天』初開帳記念～」の開催日時は7月30日18時30分開演（17時30分開場）。
会場は中禅寺立木観音前（県営歌ケ浜駐車場内特設舞台）。
座席は全席指定で1席1万円（税込）。
販売先は、日光山輪王寺本坊、栃木県総合文化センタープレイガイド、下野新聞NEWS CAFE。