【ニュース】 住友林業と産業用ドローンメーカーのマゼックス、林業向け運搬ドローンの普及を加速 東京都千代田区
2026.07.21
住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)と産業用ドローンメーカーの株式会社マゼックス(大阪府東大阪市、吉野弘晃社長)は、林業向け運搬ドローンの普及を加速、スマート林業を推進する。
住友林業は、マゼックスが販売する新型運搬用ドローン「軽助(かるすけ)」シリーズを自社ネットワークを通じて林業事業体へ紹介、マゼックスは製品説明や導入・運用を支援する。
今後、住友林業は自社の森林経営で培った知見やユーザーの声をマゼックスに共有し、必要な機能や運用面での改善点を提案、マゼックスはこれらのニーズを開発に反映させ、林業現場での実用性を高めるという。

マゼックスが開発した新型の運搬ドローン「軽助」は、住友林業と共同開発した国内初の林業向け運搬ドローン「森飛(もりと)」シリーズで培った技術と現場ノウハウを活かした機体。
林業現場では苗木に加え、獣害防護ネットやツリーシェルターなどの資材、食料品や飲料水の運搬にも活用できるとしている。
「森飛」では、住友林業が四国社有林の急傾斜地で計4万本の苗木を運搬する実証を重ね、マゼックスはその結果をもとに気候や地形条件が厳しい山間地でも安定して物資を運搬できるドローンを開発した。
2020年2月の発売以降、林業用ドローンの年間販売台数で2年連続国内トップシェアを獲得するなど、林業現場で高い評価を得ているという。
「軽助」は「森飛」よりもさらに「導入しやすい価格」と「現場での使いやすさ」を追求したシリーズ。
「軽助25」は現行の「森飛25」と同等の積載能力を維持しながら、税抜価格を263万円~190万円に抑えたという。
「森飛25」と比べ、機体面積を約64%小型化し、現場で扱いやすくしたほか、バッテリー2ペア(4本)を交互に使用・充電する設計とし、少ないバッテリー本数で連続飛行可能。
1ペア(2本)のバッテリーで飛行している間にもう1ペアの充電ができるため、作業リズムを崩さずにドローンの運搬が可能だとしている。
林業でのドローン活用のメリットには、「苗木や資材の運搬を省力化し人力作業の負担軽減」「急傾斜地や足場の悪い現場への搬送による転倒・滑落リスク低減」「運搬の効率化による植栽・保育作業へ人員を集中」「作業時間の短縮による再造林を円滑化」などがあるという。













