【ニュース】 LIXIL、榎戸工場内で発生する陶器片を高品質な衛生陶器の原料として100%再資源化、本格運用を開始 愛知県常滑市
2026.05.08
株式会社LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)はこのほど、衛生陶器の国内主力製造拠点となっている榎戸工場(愛知県常滑市)で、工場内で発生する陶器片を高品質な衛生陶器の原料として
100%再資源化する技術を確立、本格的な運用を開始した。
同工場ではこれまで、品質基準を満たさない衛生陶器の廃材を粉砕し、原料として一部再利用してきたが、品質維持の観点からその量は限定的で、年間約200t(大便器およそ8,000台分)の廃材は自社製品に活かすことができず、道路の路盤材や陸上競技場のトラックなど別の用途でのリサイクルに留まっていたという。

同社では今回、この課題を解決するため、長年培った知見を結集し、原料の配合バランスを最適化した製造方法を確立。
これにより、製品の品質を維持したまま、従来は活用しきれなかった陶器片を高品質な衛生陶器の原料として100%再資源化することが可能となった。
従来のオープンループリサイクルとは異なり、資源の価値を損なうことなく「陶器から陶器へ」と循環させる質の高いリサイクル手法(クローズドループリサイクル)を実現することで、主原料となる粘土や長石などの限られた天然資源の使用を抑制し、環境負荷の低減と資源を循環させるものづくりを両立するとしている。
同社では今後、この技術を他工場へも展開し、同社全体で「陶器
to 陶器」の再資源化率100%を目指すという。













