【ニュース】 全国木材組合連合会、花粉症対策木材利用促進支援事業で施工された建築事例などのまとめページを公開 東京都千代田区

2025.03.10
一般製材業や木材・木製品製造販売業約1万4,500社が加盟する一般社団法人全国木材組合連合会(東京都千代田区、菅野康則会長)はこのほど、花粉症対策木材利用促進支援事業で施工された建築事例や、スギを使用した木造住宅取材記事のまとめページを公開した。

同連合会は、令和6年度林野庁補助事業として同支援事業を実施。
今回公開したまとめページは、施工された木造住宅の建築事例や、スギ製品を使用した木造住宅の取材記事や動画、木造住宅についてのよくある質問等をまとめ、「木のある暮らし・木の街づくり応援WEBマガジン LOVE KINOHEI(ラブキノヘイ)」に掲載したもの。

スギは、戦後に造林された樹種の中で最も多い日本固有種。
安定した流通量があり、手入れをして育てることで、良質な材となり、日本の建築では多く使用されている。
価格は幅広い価格帯から選ぶことができ、柔らかく加工しやすい特徴があるため、木造住宅のあらゆる部分(柱・土台等・横架材・羽柄材・面材など)で見られるという。

一方、スギ花粉症は、国民の約4割が罹患していると言われ、社会的・経済的に大きな影響を与えている。
林野庁では、「伐って利用」「植替え」「出させない」の3つで構成する花粉発生源対策を推進しており、同支援当事業は、花粉を飛散させるスギ人工林を伐採し、有効利用を促進するために実施しているという。