【ニュース】 三菱地所レジデンスとフージャースコーポレーション、三郷駅前地区第一種市街地再開発事業の事業協力者に選定、商業施設・公共公益施設・共同住宅・広場などを一体的に整備 愛知県尾張旭市

2022.03.31
三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、宮島正治社長)と株式会社フージャースコーポレーション(東京都千代田区、小川栄一社長)は、「三郷駅前地区第一種市街地再開発事業」(愛知県尾張旭市)の事業協力者に選定され、3月29日に事業協力に関する協定を締結した。

同再開発事業は、名鉄瀬戸線「三郷」駅南側の約1.1haを開発するもの。
駅前広場・道路・オープンスペースなどの都市基盤と駅前立地を活かした、にぎわいを創出する商業施設、地域交流の核となる公共公益施設、まちなか居住を推進する都市型住宅などを一体的に整備することにより、交通結節機能の強化と拠点性の強化を図る。

同駅周辺地域は、尾張旭市都市計画マスタープランで、同市の「活力拠点」となる商業・業務・文化等の都市機能の充実を図るとともに、同市の重要な交通結節点として交通機能の強化を図ることとされている地域。
しかし、市街地の更新が進んでおらず、駅前広場、道路などの都市基盤の脆弱さや交通機能の不足、地域の商業活力の低下、建物の老朽化など多くの課題を抱えていたことから、地元を中心に同駅を核とした一体的な街づくりの検討が2010年頃より開始されている。
その後、2013年に街づくり協議会が発足、駅の南街区では市街地再開発事業を進めるため、2019年12月に「三郷駅前地区市街地再開発準備組合」が設立。
同再開発事業は、南街区の市街地再開発事業として、商業施設・公共公益施設・共同住宅・広場の整備などを一体的に進めるという。

「三郷駅前地区第一種市街地再開発事業」の所在地は愛知県尾張旭市三郷町栄48他。
施工予定区域面積は約1.1ha。
今後のスケジュールは、2022年度末(予定)に市街地再開発組合設立認可・事業計画認可、2023年度末(予定)に権利変換計画認可、2024年度〜2027年度末(予定)に解体工事着工〜竣工としている。