【ニュース】 ネクスト・モビリティなど、AI活用型オンデマンドバス「のるーと」システムを利用した実証運行を2022年1月31日~3月4日に実施 三重県桑名市
2021.11.24
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)などが出資するネクスト・モビリティ株式会社(福岡市博多区、田中昭彦社長)は、2022年1月31日~3月4日の期間、桑名市でAI活用型オンデマンドバス「のるーと」システムを利用した「のるーと桑名」の実証運行を実施する。
ネクスト・モビリティが展開する「のるーと」は、乗客のリクエストに応じて適宜ルートを設定しながら運行するオンデマンド型の乗合交通サービス。
2020年6月に全国展開を開始して以降、これまで西鉄グループ外では県外を含む3エリアで採用されており、今回は4エリア目、東海地方では初の展開となる。
今回の実証運行では、同市内の既存コミュニティバス運行エリアの一部に2台を導入し、運賃無料で運行する。
オンデマンドバスの乗降拠点を65箇所設置し、利便性や他の交通機関との接続性を向上させ、効率的で持続可能な移動手段を目指す。
また、設定ルートによっては他の乗客と乗り合わせる時間が短くなるなど、コロナ禍でのリスクコントロールの実効性も検証するという。
なお、ネクスト・モビリティでは、同実証運行に際し、「のるーと」システムの提供のほか、運行開始までの準備や運行中の業務支援、運行後の効果検証の面などで総合的に支援するとしている。
AI活用型オンデマンドバス「のるーと桑名」実証運行の実施主体は桑名市、運行事業者は三重交通株式会社・八風バス株式会社。
運行期間は2022年1月31日~3月4日。
運行時間は平日9時~18時30分、土曜・祝日9時~18時。
乗降拠点は65箇所。
車両はワンボックスカー、定員は8名。
運賃は無料。