【ニュース】 奈良市、「ゲストハウスでお試し移住支援制度」を11月1日より期間限定で試験実施、地元オーナーの顔が見えるゲストハウスで暮らし体験 奈良県奈良市

2021.11.05
奈良市(仲川げん市長)は、「ゲストハウスでお試し移住支援制度」を2021年11月1日~2022年2月14日に期間限定で試験実施する。

同制度は、同市のオンライン移住相談を利用した上で、ゲストハウスに「お試し移住」の目的で2泊以上宿泊する場合、利用者に1人1泊2,000円をQUOカードで支給するもの。
同市内には、近年のインバウンド需要もあり、若者に人気の小規模宿泊施設が多数開業している。
地元住民でもあるオーナーの顔が見え、奈良に暮らす体験ができるゲストハウスでコミュニケーションを取ってもらいながら、移住検討者と地域の関係性を深める機会を支援するという。

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ゲストハウスで「お試し移住」の目的で2泊以上宿泊する場合、利用者に宿泊費・飲食費の支援金として1人1泊2,000円、協力事業者に移住情報提供料として受入1人1泊あたり1,000円をQUOカードで支給する。
支払手続を迅速に行い、銀行口座の聞き取り・登録等の手続負担を軽減するため、QUOカードを採用した。

また、「お試し移住」前に、オンライン移住相談で利用者の希望・属性に応じエリア情報などを提供することで、視察効率・滞在満足度を高める。
利用者・ゲストハウス事業者には、利用後のアンケート・ヒアリングに協力してもらい、今後の移住施策に反映させるという。

なお同市は、2019年より2年連続で転入超過となっており、2019年の0~14歳人口の転入超過数は関西2位、全国16位となっている。

「ゲストハウスでお試し移住支援制度」の実施期間は2021年11月1日チェックイン~2022年2月14日チェックアウト(期間中は複数回の利用も可能、予算上限の150泊に達した場合にはその時点で終了)。
対象となるゲストハウスは登録制で、同市ホームページで掲載している簡易宿所等のゲストハウス(随時事業者登録受付中、2021年11月4日時点で12施設が登録)。

利用の流れは、同市の「オンライン移住相談」を利用(相談時間は1人当たり15分~1時間程度、WEB会議システム「Cisco Webex」を使用、予約制)、宿泊するゲストハウスを決め予約し、「お試し移住支援制度 事前申請フォーム」から申請。
同市が申請内容を確認し、承認、利用者とゲストハウスに連絡、お試し移住を実施後、利用者はお試し移住実施報告書・領収書の写し(画像可)を提出。
利用者・ゲストハウスにアンケート・ヒアリング(オンライン可)を行う。