【ニュース】 みなかみ町・群馬銀・オープンハウス・東大、「産官学金連携まちづくり」で包括連携協定を締結 群馬県みなかみ町

2021.09.14
群馬県みなかみ町(鬼頭春二町長)・株式会社群馬銀行(群馬県前橋市、深井彰彦頭取)・株式会社オープンハウス(東京都千代田区、荒井正昭社長)・国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(東京都文京区、染谷隆夫研究科長)の4者は、2021年9月22日に産官学金包括連携協定を締結する。

4者は今後、同協定に基づき、魅力ある観光地づくり、サスティナブルな街づくり、定住・移住促進、観光振興や産業振興、環境保全、住民サービスの向上、公共施設の有効利用などに関し、継続的に連携したまちづくりに取り組んでいくとしている。

同町は、利根川源流に位置し、「関東の水がめ」と呼ばれ、2017年にはユネスコが認定する「ユネスコエコパーク」にも指定されるなど、豊かな自然環境資源を有している自治体。
「みなかみ18湯」をはじめとする温泉資源や、多様なアウトドアアクティビティを楽しめる観光地として発展してきた。

一方で、少子高齢化、公共施設・温泉施設の老朽化、スキー場の経営悪化といった全国の中山間地域に共通する課題を抱えている。
特にJR上越線「水上」駅周辺の温泉街では商店街の衰退や廃旅館の増加が著しく、町の生活・観光を支えるエリアとしての再生が急務だという。