【ニュース】 名鉄都市開発、同社初の木造オフィス「kinobi Meieki」を竣工、鉄道函体上の荷重制限を木造化で克服 愛知県名古屋市
2026.07.01
名鉄都市開発株式会社(名古屋市中村区、日比野博社長)は2026年6月30日、同社初の木造オフィス「kinobi Meieki(キノビ メイエキ)」(名古屋市西区)を竣工した。
同物件は、名古屋駅至近の希少な立地でありながら、鉄道函体(トンネルや地下構造物)直上という厳しい荷重制限があり、長らく活用が制限されていた未利用地。
建物を木造建築とし、大幅な軽量化を図ることで有効活用を実現したという。

建設にあたっては、名鉄グループと岐阜県が締結した「岐阜県木の国・山の国県産材利用促進協定」に基づき、岐阜県産材の国産木材を全面的に採用。
さらに、什器や内装の一部には名古屋鉄道が保有する森林から切り出した木材を加工して取り入れた。
木造でありながら、重ね張りを用いたトラス加工を採用することで柱のない大空間を実現、さらに多用途に利用できるラウンジ空間を設け、ワーカーの自由な働き方を促すとしている。
さらに、建物のライフサイクル全体(資材調達・建設・運営・解体)でのCO2排出量を抑制し、脱炭素社会の実現に貢献。
屋根に設置した太陽光パネルが発電するグリーン電力を自家消費する。
なお同物件は、同社子会社の名鉄ビルサービス株式会社(名古屋市中村区、堀田大祐社長)が新本社棟として使用する予定。
今後は、同物件で培った木造建築のノウハウを活かし、名鉄グループが保有する未利用地への展開だけでなく、土地活用ソリューションとしての提案も積極的に進めるという。
「kinobi Meieki」の所在地は名古屋市西区牛島町9番9号。
建築面積は335.10㎡、延床面積は991.85㎡。
構造・規模は木造、地上3階建て。
竣工は2026年6月30日。













