【ニュース】 愛荘町・西武不動産・近江鉄道の3者、「愛荘・西武の森」の保全や持続可能な利用などで連携・協力協定を締結 滋賀県愛荘町

2026.07.01
滋賀県愛荘町(有村国知町長)・株式会社西武不動産(東京都豊島区、齊藤朝秀社長)・近江鉄道株式会社(滋賀県彦根市、藤井高明社長)の3者は、西武不動産が所有する「愛荘・西武の森」の保全、持続可能な利用に取り組むとともに、環境教育や地域の活性化、地方創生につながる試みや施策を実施していくため、2026年6月30日付で「愛荘町・株式会社西武不動産・近江鉄道株式会社との連携・協力に関する協定書」を締結した。

広さ13.8haの「愛荘・西武の森」は、愛荘町常安寺地区に隣接した里山で、北側が滋賀県甲良町との行政境であり、全域が雑木の二次林で構成される。
西武グループが1968年にゴルフ場用地として取得したが、未開発の状態が長く続いていた。
そこで西武不動産では、CO2の吸収量増加策とともに、里山の特徴を生かしながら、地域の人々に喜ばれる森に再生しようと、滋賀県からの補助金を受け、2024年度から5か年計画で、同町の坂京林業の協力により、森林整備を進めているという。



整備後は、伐採した木や植林用の苗木を運ぶための森林作業道を遊歩道とし、一般の人も利用できるよう、活用を検討するほか、一部のエリアでは、植林や間伐、生き物探し等を体験する自然学習フィールドとしての活用も計画している。
2026年3月には、愛荘町立秦荘京小学校の4年生の校外学習で植林体験会が行われた。

さらに、将来的には、ネイチャーポジティブ(自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め反転させること)の重要性を学ぶ企業等の研修の場とする計画もあるという。

今回、こうした活用策の実現に向け、様々な課題を解決していく必要があることから、3者による連携・協力協定締結に至ったとしている。

「愛荘・西武の森」の所在地は滋賀県愛知郡愛荘町常安寺地内、交通はJR各線「米原」駅より車で約30分。
面積は13.8ha。