【ニュース】 立山黒部アルペンルート、4月15日の全線開通に向け除雪中、「雪の壁」の高さは昨年を上回る見込み 富山県富山市
2025.03.14
富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営:立山黒部貫光株式会社、富山県富山市、見角要社長)は、2025年4月15日の全線開通に向け、立山高原バス道路の除雪を進めている。
立山高原バスが走行する立山有料道路の除雪は、立山の麓にある藤橋周辺(標高475m)から室堂(標高2,450m)まで総延長31.3kmにわたって実施。
今年は2月11日より除雪作業を開始、3月10日時点で七曲(ななまがり、標高1,680m)付近まで一車線の除雪が完了している。
最新の除雪情報は、毎週火曜日10時に公式サイトやSNSで配信中。
3月10日時点の積雪状況(同社調べ)は、標高2,450mの室堂で
740cm(昨年同時期710cm)を記録。
全体的に積雪量が多いため、昨年の雪の壁の最高地点の高さ「14m」を上回ることが期待されているという。
「立山黒部アルペンルート」とは、中部山岳国立公園・立山に位置する山岳観光ルート。
富山県の立山駅~長野県の扇沢間ではケーブルカーやバス、ロープウェイなど6つの乗り物を乗り継いで移動することができ、標高3,000m級の立山連峰や黒部ダムの絶景を気軽に楽しむことができるという。
2025年度の営業期間(予定)は4月15日~11月30日。