【ニュース】 草加市・獨協大学・UR都市機構・東武鉄道・トヨタホームの5者、「獨協大学前(草加松原)」駅西側地域の産官学連携によるまちづくりで協定を締結 埼玉県草加市

2024.05.10
草加市(山川百合子市長)・獨協大学(埼玉県草加市、前沢浩子学長)・独立行政法人都市再生機構東日本賃貸住宅本部(東京都新宿区)・東武鉄道株式会社(東京都墨田区、都筑豊社長)・トヨタホーム株式会社(名古屋市東区、後藤裕司社長)の5者は2024年5月9日、東武伊勢崎線「獨協大学前(草加松原)」駅西側地域(埼玉県草加市)の産官学連携によるまちづくりで協定を締結した。

かつて「東洋一のマンモス団地」とも言われた旧松原団地を中心とした総面積約54haの同地域では、開発から約半世紀が経過した
2003年から、老朽化や住民の高齢化といった課題に対応するため
、同市・同大学・UR都市機構の3者が協定に基づく連携により、多様な世代の共生、グリーンインフラや防災拠点の構築、教育の提供、団地の再生など、ハード面を中心に、豊かな住環境を整備してきたという。

今回は、東武鉄道とトヨタホームを加えた5者により、多世代が繋がり、学び、誰もが活き活きと暮らせる未来を育む「WELL BIND(ウェルバインド)」をコンセプトに各者が連携を図るとしている。
5者は、住民や事業者・地域団体との連携を通じ、ソフト面でも継続的なにぎわいと交流を創出、同地域の活性化に資することを目指したまちづくりを行うという。

協定の内容は、まちづくりのために必要な協議組織の構築及び明確な将来像の策定、各者が所有する施設の活用、地域内における取組の情報発信、多世代の共生及びコミュニティ活動の推進、教育や研究活動の地域還元、まちづくり推進拠点の開設・運営及び人材発掘、地域の付加価値の向上など。

なお5者は、近隣住民や住宅購入検討者など一般の人々を対象にした5者連携協定締結記念イベント「WELL FES(ウェルフェス)」を2024年5月11日に開催予定。
TOBU POINTアプリによるスタンプラリー、ワークショップ、マルシェ、パーソナルモビリティ試乗体験などを通じ、コンセプト「WELL BIND」を体感し、まちを楽しんでもらうことで、5者連携について周知と理解を促進するとしている。