【ニュース】 相鉄アーバンクリエイツ、「三菱ふそうトラック・バス株式会社札幌東支店」の土地・建物に関わる信託受益権を取得 北海道札幌市

2024.04.26
相鉄グループの株式会社相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区、左藤誠社長)は2024年3月29日、「三菱ふそうトラック・バス株式会社札幌東支店」(札幌市白石区)の土地・建物に関わる信託受益権を取得した。

同物件は、約2万4,400㎡の土地に工場・事務所などがあり、三菱ふそうトラック・バス株式会社(川崎市中原区、カール・デッペン社長)が賃借しているもの。
信託受益権とは、信託(信託銀行など)した財産から得られる経済的利益を受け取る権利のこと。
相鉄グループによる札幌市での事業展開は、2022年9月に開業した「相鉄フレッサイン 札幌すすきの」に続いて2件目となる。

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同社では、相鉄グループの重点戦略「不動産事業の抜本的な強化」と「沿線外での事業領域の拡大」を実現するため、事業エリアを相鉄線沿線から東京都心、首都圏、全国へ広げるとともに、不動産の用途・取得方法も複数の可能性を模索しているという。
2023年5月の新横浜駅前を皮切りに、都立大学駅前、代々木上原駅至近、麴町駅至近と、いずれも初進出となるエリアでオフィスビル・複合ビルを取得しており、2024年11月には東京都羽村市で相鉄グループ初となる物流施設が竣工する予定。
今回は、これらの新しい事業施策の一環として同物件を取得したという。

同物件は、JR各線「札幌」駅から約4.3km、直線距離でも約3.6
kmで、札幌市内中心部に近接しているほか、主要バイパスの国道12号線や、高速道路「道央自動車道」にもアクセスが良好な立地だとしている。

「三菱ふそうトラック・バス株式会社札幌東支店」の所在地は札幌市白石区中央二条1丁目1番93号、交通は札幌市営地下鉄東西線「東札幌」駅より徒歩15分。
敷地面積は2万4,386.10㎡、延床面積は1万2,694.72㎡。
建物・用途は本社屋(事務所・工場)の他、計8棟。