【ニュース】 JR東海グループ、「奈良県中小企業会館等宿泊事業者選定事業」で優先交渉権者に選定、世界品質のラグジュアリーホテルの開業を目指す 奈良県奈良市

2024.04.25
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)・ジェイアール東海不動産株式会社(東京都港区、馬場誠社長)・株式会社ジェイアール東海ホテルズ(名古屋市中村区、伊藤彰彦社長)の3社は2024年4月24日、奈良県が募集する「奈良県中小企業会館等宿泊事業者選定事業」(奈良県奈良市)で優先交渉権者に選定されたと発表した。

同事業の計画地は、春日大社・東大寺・興福寺などの世界遺産を望み、奈良公園の玄関口に位置し、奈良観光の拠点となる立地。
同事業では、同計画地で、奈良県中小企業会館と奈良商工会議所会館を撤去、新たに上質なホテルを建設するとしている。
「Being NARA Neighbors!」を事業コンセプトとし、訪れる人が奈良のファンになり、繰り返し訪れ、さらに奈良の魅力を国内外に発信する循環を作り上げることを目的に、ホテル計画を進めるという。

04251200

計画では、世界品質のラグジュアリーホテルを世界中で多数展開するハイアットと提携、神秘的で奥深い魅力を持った奈良への橋渡しとなるホテルを目指す。

JR東海では、「奈良は、行くからおもしろい。」をコンセプトに観光キャンペーン「いざいざ奈良」を展開してきており、これまで築いてきた地域の人々との繋がりを生かし、同ホテル内には、奈良の歴史・文化・産業に触れることができる空間を設けるとしている。

また、この場所を起点・中継点とした奈良の魅力が詰まった旅をコーディネート、宿泊客だけでなく、多くの人々を奈良各地の周遊観光に誘うという。

JR東海グループは今後、奈良県・奈良商工会議所と基本協定を締結したうえで、ホテル開業に向けて事業を推進、詳細は決まり次第改めて発表するとしている。

同事業の所在地は奈良県奈良市登大路。
敷地面積は3,356㎡。
所有者はジェイアール東海不動産、運営はジェイアール東海ホテルズ。