【ニュース】 横浜創英大学・神奈川県住宅供給公社・若葉台まちづくりセンターの3者、連携・協力協定を締結、看護学部・こども教育学部が持つ専門性を活かすことで諸課題に対応 神奈川県横浜市

2024.04.05
学校法人堀井学園横浜創英大学(横浜市緑区、北村公一学長)・神奈川県住宅供給公社(横浜市中区、桐谷次郎理事長)・一般財団法人若葉台まちづくりセンター(横浜市旭区、吉田隆信理事長)の3者は2024年3月27日、連携・協力に関する協定を締結した。

同協定は、横浜若葉台団地(横浜市旭区)で、高齢世代の健康の維持増進、子どもの健全な発達等を目的とした取り組みを行うとともに住宅居住者の健康増進等を図り、団地とその関連施設、周辺地域の活性化に資することを目的としたもの。

同団地は、1979年から計画的に開発された分譲住宅・賃貸住宅の複合団地。
2017年に地域と同公社・同センターが一体となり、まちづくりのマスタープラン「横浜若葉台みらいづくりプラン」を策定、様々な取り組みを進めているが、人口減少や高齢化が進行し、団地の人口1万3,245人のうち高齢化率は54.3%(ともに2023年3月現在)となっていることから、若い世代に選ばれる団地として世代循環に取り組んでいく必要があるという。

今回の協定では、近隣に所在する同大学と、同公社・同センターが連携・協力関係を構築。
同団地をフィールドとし、同大学(看護学部・こども教育学部)が持つ専門性を活かすことで、諸課題に対応する取り組みを実施、公社の賃貸住宅や賃貸施設、周辺地域の活性化を目指すとしている。

今後の取り組み例(予定)は、学童保育所等との協働による同地域に居住する小学生を対象としたイベント「つくってあそぼう!」(造形あそびの実践)、地域との協働による商店街イベントへの来街者を対象とした「団地の秋まつりへのブース参加」、地域との協働による同団地内外に居住するファミリー世帯を対象とした「近隣公園等のお散歩見所マップの作成」、ケア付高齢者住宅(ヴィンテージ・ヴィラ横浜)の居住者を対象とした「リラクゼーション」(ハンドマッサージ等)など。

横浜若葉台団地の所在地は横浜市旭区若葉台3-5他、交通はJR横浜線「十日市場」駅よりバスで約12分など。
開発面積は約90ha。
公社賃貸住宅7棟790戸、分譲住宅66棟5,186戸ほか計6,302戸。