【ニュース】 木次線利活用推進協議会、沿線エリア4市町の活性化を目的に、地域一体を「出雲の奥に」と命名しプロモーションを展開、第1弾では3年8日~10日の期間、東京の「日比谷しまね館」でプロモーションイベントを開催 島根県雲南市

2024.03.08
木次線利活用推進協議会(事務局:島根県雲南市役所内)は、島根県南部の沿線エリア3市町(松江市・雲南市・奥出雲町)と広島県庄原市での活性化等を目的に、この地域一体を「出雲の奥に」と命名し、令和6年度より各種のプロモーションを展開する。

第1弾では、2024年3🈷8日~10日の期間、首都圏初のプロモーションとして、「日比谷しまね館」(東京都千代田区)で「出雲の奥に」をテーマにした観光誘客のためのプロモーションイベントを開催。
期間中は、日本酒・ワイン、仁多米(にたまい)・木次牛乳などの沿線市町特産品販売をはじめ、来場者への試食提供、ノベルテイ配布などを実施する。
また、3月8日・9日の両日は、湯村温泉「清嵐荘」(島根県雲南市
)による温泉の紹介も実施、来場者は会場内に設置した温泉水サーバーからスプレーボトルに温泉水を入れて持ち帰ることができるという。

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JR木次線は、「宍道(しんじ)」駅(島根県松江市)と「備後落合」駅(広島県庄原市)を結ぶ全長81.9kmの路線。
沿線エリアには、日本神話に登場するヤマタノオロチ神話伝説にまつわる地が点在し、豊かな自然景観をはじめ、温泉や食の幸など、多くの地域資源があるとしている。

4月からは、観光列車「あめつち」が、これまでの山陰本線「鳥取
」駅~「出雲市」駅間に加え、木次線を含む「米子」駅~「出雲横田」駅間、山陰本線「鳥取」駅~「城崎温泉」駅間にも運行区間を拡大。
これにより、さらに沿線の魅力の発信と沿線地域の活性化が期待されているという。

同協議会は、同線を利活用した地域活性化を進める上で、「郷土の鉄道を支える~交通対策」として利用促進・2次交通整備・路線維持等、「多様な力の結集~沿線活性化」として住民参画・意識啓発・外部人材活用・地域共生等、「地域の魅力創出~交流人口の拡大」として観光地づくり・産業連携・情報発信等、3つの柱を掲げており、今回の首都圏プロモーションイベントは「地域の魅力創出~交流人口の拡大」の一環として実施する。
4月以降は、「出雲の奥に~」にテーマをプロモーションを展開、旅行商品の造成、駅やオンライン媒体を通じた広告展開等を予定しているという。

首都圏プロモーションイベントの開催日時は2024年3月8日~10日の11時~17時。
開催場所は「日比谷しまね館」(東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ地下1階)。
入場料は無料。