【ニュース】 リロバケーションズ、「マンション管理事業」をスタート、リゾート地で有効活用されていない「眠っているマンション」などの問題解決へ 東京都新宿区

2024.03.08
会員制リゾート事業やホテル・旅館運営再生事業を手掛ける株式会社リロバケーションズ(東京都新宿区、田村佳克社長)は、リゾート地で有効活用されていない「眠っているマンション」などの問題を解決するため、2024年3月より「マンション管理事業」をスタートした。

同社は2022年にマンション管理業免許を取得し、2023年5月に現「フォートリート+那須高原(旧ホテルビューパレス那須高原)」でマンション管理業務を初受託。
2024年1月より会員制事業施設を含む複数施設で、建物管理や組合運営に課題のある施設に対し改善提案などを実施してきたという。
今後は、正式に事業としてマンション管理業務を本格始動する。

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現在、バブル期に建設されたリゾートマンションの多くは有効活用がなされず、マンションによっては利用者が少なく資産価値が低下しているという。
リゾートマンションは原則として自己利用以外が認められておらず
、利用頻度の低下から管理費等の未収金の発生という問題がその一因とされている。
未収金により管理運営は困窮し管理費等は高騰、それが続くことで
、結果としてマンションの資産価値を押し下げる形となり、売る場合も買手がつかないという、厳しい状況が見られるという。

こうした中、同社は今回、こうした問題を解決する取り組みを開始。
同社は過去に区分所有マンションのリゾート化に成功、収益化が可能なノウハウを有しており、ホテル運営とマンション管理を一体化したサービスを提供できるという強みを持っているという。
今後は、都心型の居住専用マンション向けに整備されている管理ルールや、業界全体で形骸化した管理形態に捉われず、リゾートマンションとホテルの特性を最大限に活かした管理業務を目指すとしている。