【ニュース】 市原歴史博物館、市原市内の高校生と連携し、開催中の特別展「いちはらのお薬師様-流行り病と民衆の祈り-」で「Z世代解説付き薬師如来」の展示を実施 千葉県市原市

2023.12.12
「市原歴史博物館」(千葉県市原市、鷹野光行館長)は、市原市内の高校生と連携し、2023年12月12日~24日の期間、現在開催中の特別展「いちはらのお薬師様-流行り病と民衆の祈り-」でオリジナル企画「Z世代解説付き薬師如来」の展示を実施する。

同博物館では、12月24日まで開催する同特別展で、「流行り病」と「民衆の祈り」をテーマに、国や県、市の指定文化財となっている薬師如来像を含む43体の仏像を展示。
「Z世代解説付き薬師如来」では、千葉県立姉崎高等学校と千葉県立袖ヶ浦高等学校の生徒計4名が参加し、高校生ならではの視点で仏像を観察し、X(旧Twitter)風の解説文を考案したという。

制作にあたり、参加した生徒には、最初に学芸員による特別展の展示解説を実施。
その後、生徒はそれぞれの「推し薬師如来」を発表、4人で話し合いながら解説文を制作し、仏像の表情や持ち物を現代の身近なものに例えたり、仏像に関する豆知識をユニークに表現したりしたという。

特別展「いちはらのお薬師様-流行り病と民衆の祈り-」の開催期間は2023年10月1日~12月24日。
開館時間は9時~17時(最終入館16時30分)。
観覧料は一般個人800円、高校生個人500円、一般団体600円、高校生団体300円、中学生以下無料、団体は20名以上。

「市原歴史博物館」の所在地は千葉県市原市能満1489、交通はJR内房線「五井」駅より小湊バス「市原歴史博物館・中央武道館」行きで約20分の「市原歴史博物館」バス停下車後徒歩2分(平日のみ、土日祝日は無料シャトルバスを運行)など。