【ニュース】 大阪府住宅供給公社と大阪電気通信大学など、学生を主体とした団地のコミュニティ活性化やまちづくりに関する活動報告会を12月18日に開催 大阪府寝屋川市

2023.11.24
大阪府住宅供給公社(大阪市中央区、山本讓理事長)・大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市、塩田邦成学長)・寝屋川市(広瀬慶輔市長)の3者は、学生を主体とした団地のコミュニティ活性化やまちづくりに関する活動報告会を2023年12月18日に開催する。

寝屋川市三井が丘周辺地域では、人口減少・高齢化に伴う地域の活力低下や利便施設の不足、住宅・施設の老朽化などの課題を抱えているという。
こうした中、同公社では、香里三井エリアを地域のコミュニティ活性化等まちづくりに関する事業を展開する重点地区として位置づけ、同大学と同市の3者で「住まい、まちづくりに係る連携協定」を締結。
同協定に基づき、2022年9月より「ニコニコのデザイン」プロジェクトとして、同エリアに立地する香里三井団地を同大学の学生に実学の場として提供することで、継続的に地域コミュニティの活性化等団地再生に取り組んでいる。

今回開催する活動報告会では、同団地周辺の位置づけや同市のまちづくり基本方針、「ニコニコのデザイン」プロジェクトとしての学生主体による同団地のコミュニティ活性化の取り組み報告と新たなデザイン提案、多世代交流拠点を通じた団地再生のビジョン等について講演。
また、ゲストには、男山団地(京都府八幡市)を中心とした地域の活性化に関わるコーディネーターや関西大学の学生を交え、住宅事業者・大学・地元自治体・地域住民等が連携して進める団地再生を通じたまちづくりについて、パネルディスカッションを行う。
なお、同報告会は、国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業(事業育成型)」の一環として開催する。

開催プログラムは、講演「香里三井団地周辺の位置づけ・課題、市のまちづくり基本方針について」(寝屋川市)、講演「香里三井団地『ニコニコのデザイン』プロジェクトについて」(大阪電気通信大学)、講演「多世代交流拠点を通じた団地再生のビジョンについて」(大阪府住宅供給公社)、ゲスト講演「男山団地における関西大学と連携した取り組みについて」、パネルディスカッション。

活動報告会の開催日時は2023年12月18日の10時~11時30分。
開催場所は「アルカスホール」(寝屋川市立地域交流センター、大阪府寝屋川市早子町12番21号)、交通は京阪本線「寝屋川市」駅より東へ徒歩約3分。
誰でも無料で参加可能、事前申し込み不要。