【ニュース】 建築家コミュニティなど、ミリ波で古民家をスキャンし、外観からは判別できない建物内部の損傷を検査、利活用の助言までを行うサービスを開発、クラウドファンディングを実施 千葉県浦安市

2023.11.15
株式会社建築家コミュニティ(千葉県浦安市、中塚佳寿紀代表)は、ミリ波で古民家をスキャンし、外観からは判別できない建物内部の損傷を検査、利活用の助言までを行うサービス「古民家再生のスキャンとプラン」を開発した。
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で、限定3件の先行サービス提供できるリターンを含めたクラウドファンディングを2024年1月15日まで実施する。

古民家の利活用には特有の難しさがあり、改修の現場で壁を剥がすと、想定外の損傷を発見することも多く、思わぬ出費につながるという。
同サービスは、ミリ波を活用した非破壊検査の技術で古民家の躯体を透視し、予めリスクを把握した上で改修やメンテナンスの助言をするサービスだとしている。

なお同プロジェクトは、建築家コミュニティの会員で、古民家リノベーションに豊富な経験を持つ瀧内未来氏(kurachiffon瀧内未来一級建築士事務所、東京都台東区)と、ミリ波を活用した非破壊検査技術を開発するSAKIYA株式会社(ミリ波非破壊検査の特許出願中、東京都港区、渡邉顕人代表)とのパートナーシップで進めるという。

クラウドファンディングの実施期間は2023年11月14日~2024年1月15日。
実施クラウドファンディングサイトは「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」。
先行サービス価格は税込220万円。
先行サービス内容は、建築家と技術者の現地調査、メンテナンスの助言、リノベーションの提案。
先行サービスの提供時期は2024年1月より順次提供予定。